隠し金庫を間違えて捨てちゃった!

私は山形県の山間の地域に住んでいますが、家は先祖代々「この辺りの顔役」を務めてきたような家柄です。私も小さいころから、色々な村の行事に参加することを半ば強制され、子供心に「これが私の役割」だと教えられて育ちました。
一方、私には3歳年上の姉がいますが、彼女は家の古い伝統を嫌っていて、現在私が行っているような「顔役の子供」としての役目は全て拒否。都会の方の大学に通いながら、とても自由に生きているようです。

断っておきますが、姉と私の姉妹仲が悪いと言うことは特にありません。私は自分の役割を納得して行っていますし、姉もこちらに色々と押し付けていることが引け目になっているようで、何かというと世話を焼いてくれるのです。私自身の気持ちも、姉を「自由な人だな」と思いはしますが、それはそれで辛いことがあるのも知っているので羨ましいとは思いません。

k_006さて、この3歳年上の姉ですが、色々な地域行事に参加しない代わりに、最近は家の金庫の管理役を担うようになりました。うちは古い家らしく、複数の金庫を持っているのです。
この管理役を引き受けて、しばらくは何の問題も無かったのですが、先日一つの事件が起きました。どうも姉が、管理していた金庫の一つを誤って廃棄してしまったようなのです。「隠し金庫を間違えて捨てちゃった!」と血相変えて本人は大慌てで、回収していった業者に大慌てでつなぎを取っていました。
幸い、誤廃棄に気付くのが早かったことが功を奏し、何とか回収に成功。事なきを得ていましたが、姉が父にこっぴどく叱られたのは言うまでもありません。

このように古い家に生まれるということは、私の行事参加や姉の金庫管理役のように、一般家庭ではあまり無い、色々と面倒なことも行わなければいけないという一面を持っているのです。

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