金庫のカギが閉まらなくなっちゃった

どんなに高度な情報化社会になっていこうとも、一定以上の需要が見込まれているものの種類は決して少なくありません。例えば、本の愛好家に言わせれば「電子書籍は『紙の質感や匂い』が無いので読んだ気にならない」とのことで、紙としての書籍は残っていくでしょうし、通貨である「円」も「現金としての価値」に重きを置く人はたくさんいます。こちらも電子マネーに全て置き換わることは無いでしょう。

このように、世の中にあふれる物の中には「実際の品物」として持っておきたい・使いたいという性質を持ったアイテムが存在しています。
そして、この現物として持ってきておきたい品物というのは、年齢が上がるほど増える傾向にあると、私個人は感じているのです。

実はうちの祖母がこのタイプの人間で、彼女は家の大きな金庫に現金を入れておく癖があります。何でも、「最近は銀行を装って詐欺する輩もいるから、自分で持っておくのが一番いい」とのこと。
まぁ、それはそれで一つの考え方なので構わないのですが、問題はこの祖母の使っている金庫が年代もので、時折カギが壊れることがある点です。

先日も、朝早くから祖母に「金庫のカギが閉まらなくなっちゃった!起きて見て頂戴!」と叩き起こされてしまいました。
そんなに金庫が大事なら、いっそ最新式の信頼のおける仕組みのものに買いかえればいいのにと思う、私なのでした。